便秘

浣腸はつらいよ

今まで、便秘とは無縁だった。
どちらかといえば、下痢だ。
年に1、2いや4、5回ぐらい下痢をする。
軽いのは、3回くらいトイレへ行けばなんとか落ち着くが、ひどいときにはトイレから出られないほど。
お尻の股間周りが痛い。
そんな思いをしないように生活習慣を見直し、1日3食、遅くても夜は日付が変わる時間までに寝るように
なるべく毎日規則正しく過ごすようにしている。
一日便が1回もでなくても次の日には便がでれば問題ないが、便秘は一週間経っても便がでないのだ。
私がなぜ便秘になったのか。
気候変動による悪天候か、それとも仕事のストレスなのか
原因はひとまずおいて便秘は体に悪いので、我慢せず病院へ行き、消化器内科で便秘薬をいただくか、浣腸で改善するほうがいいだろう。
というわけでさっそく消化器内科へ行き浣腸することになった。
浣腸は便秘薬に比べ、即効性が高く直接肛門に薬液を注入して便意を催す。
しかし、浣腸はつらい。
腸に薬液が入っているからお腹と肛門周りが痛い、まるでつらい時の便秘と同じだ。
薬液を入れてすぐにトイレに駆け込みたいが、医師の許可が下りるまで出すことができない。
あれは地獄だ。痛すぎて我慢できない、一刻も早く便座に座りたい。
体全身の気が尻に集中する。気を紛らわすなどできやしない。
お腹を抑えるとその拍子で、漏れてしまう。
大の大人が、病院の中、人前で漏らすわけにはいかない。
やっと医師の許可が下り、トイレへ全速力でダッシュ。
安堵とともに楽になった。
統計的に見て男性はどちらかというと下痢が多く、女性は便秘になることが多い。
女性は腹筋が弱く、便を出すとき腹圧がかからないため便秘になりやすいようだ。
よくお世辞で別嬪(べっぴん)さんという言葉を女性に向けて使うことがある。
別嬪とは特別の良い品つまり、特別に美しいという意味だ。
読み方が同じなので間違えて女性の前で便秘さんと言わないように。
合コンで間違って言ってしまえば絶対フラれるだろう。

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